my old songs

言葉のないままに

二階の渡り廊下とか 階段を上るときとか
すれ違ったりする 言葉の無いままに

進むほど未知の世界へ
限りないほど遠い所へ
別の場所に憧れて 歩き出して行った

君がずっとついて来てくれる
そんな自信は一つもなかった
だからいつも見える場所に 君は居て欲しかった

君を放したくなかったから 並んで歩いていたかった
楽しくてしょうがないときも たとえそうじゃないときも

何からも守りきれる力とか
全てを受け入れる優しさとか
僕に足りなかったものは 多分そんなことじゃなくて

今にも潰れそうだった
君に言えなかった
正直なこの気持ちを伝える勇気

どうしたらもう一度 君に会えるだろうか
何処かで見かけるんじゃなくて
君に逢えるのだろう